別名、｢美生柑」・｢ジューシーゴールド」・｢宇和ゴールド」・｢河内晩柑」・｢ナダオレンジ」・｢愛南ゴールド」・｢御荘ゴールド」・｢夏ぶんたん」等色々な呼び方があります。

　文旦の血を引く偶然実生品種で、風味が良く、さっぱりとした食味で、和製グレープフルーツといった感じです。ただ外国製のグレープフルーツのような苦味がないので、とてもファンが多い果物です。

　日本の温州みかんとアメリカのオレンジを掛け合わせた国産第一号で、「タンゴール」とは、Tangerine（みかん）とORANGE(オレンジ）の掛け合わせTangoraを意味します。

　清見は単独でも十分美味しいですが、特徴はその遺伝子の優秀さです。現在出ている多くの優良品種が清見の血統を受け継いでいます。

　「デコポン」「せとか」「はるみ」「あまか」「はれひめ」「清峰」「南風」等、数えるときりがありません。

　清見もセミノールのようにジョウノウがとても薄いので、ナイフ等でカットしてお召し上がりください。

「夏みかん」の枝変わりで、夏みかんに比べて酸味が少なく甘いのが特徴です。店頭に並ぶのは2～5月頃。このほかに甘夏の枝変わりである「新甘夏（サンフルーツ）」や、濃いオレンジ色の「紅甘夏」、甘夏×文旦の「スルガエレガント」といった品種もあります

　オレンジ色の果肉は糖度が高く１３～１５度と高くコクがあります。

一度食べるともう一度食べたくなるからということから、アンコールという名前が付いたそうです。

　みかんのように手で皮がむけます。

　「温州みかん」と「キングマンダリン」を交配してカリフォルニアで育成され、

昭和10年に命名されました。 

　旬は4月～5月位でコクのある甘酸っぱさが人気で、春のみかんと言われています。

　みかんのように手で皮がむけます。